13日(木)、荒天のため延期をしていた観光船キラリン船クルージングを行いました。
天気予報とにらめっこをしていた数週間ですが、本日ようやく思いが届きました。晴天の広がる、風も少ない絶好の日に、富山湾クルージングをすることができました。
まずは、ライフジャケットを着たり、説明を受けたりしました。子供たちは、40分間のクルージングのプランを聞いて、はやる気持ちを抑えきれない様子で、目が輝いていました。
いよいよ乗船です。船内は、一見バスのようなつくりでしたが、揺れる感覚に驚いている子供もいました。係の方から「外に出てもいいですよ。」と言われ、子供たちは一斉に船外に出ました。全身で受ける風が心地よく、子供たちはいつの間にか甲板の方に集まって、波と風を楽しんでいました。早月川扇状地だけでなく、新湊大橋や氷見の灘浦の方まで一望できました。「早月川の周りが、V字の谷になっているね。」など、理科で学んだことを実感している子供の発言も聞かれました。
船を降りた後は、水産研究所に出かけました。スライドを見せてもらい、研究所の仕事や富山湾の海の生き物の生態を学びました。その後は、研究所で育てているキジハタやアカムツの成魚や稚魚を見せてもらいました。
富山県が豊かな川や海に恵まれていることを、体験を通じて感じることができた一日だったのではないでしょうか。