心配していた天候が回復し、4年生が富山地区広域クリーンセンター、富山市エコタウンへ校外学習に行ってきました。
まず、富山地区広域クリーンセンターへ出かけました。最初に映像を見ながらクリーンセンターの業務について詳しく説明を受けました。単にゴミを燃やすだけでなく、曜日によって引き受けるゴミの種類が違うこと、燃やした熱を利用して発電していること、灰や煙がそのまま外に出ないように工夫していることなどを教わりました。
次に、プラットホームからごみピットを見せてもらいました。子供たちはピットクレーンの大きさ、ゴミの多さ、そしてゴミを受け入れるピットの広さに驚いていました。見学のコースの途中では、ゴミを燃やしている炎を見ることもできました。オレンジ色に輝く炎は迫力がありました。
お昼はクリーンセンターの近くの公園でお弁当を食べました。いつもと違って屋外で食べることができ、子供たちは嬉しそうでした。
午後は富山市エコタウンで、まず「株式会社エコ・マインド」を見学しました。ここでは、木材や繊維の廃棄物を溶かして、ペレット(燃料)にし、安く販売しているそうです。次に「株式会社アイザック エネルギーセンター」の見学をしました。期限切れの薬品や内視鏡などの医療廃棄物を焼却し、発電エネルギーとして活用して、電気を販売しているそうです。廃棄物を単に捨てるのではなく、資源に生まれ変わらせる技術の先進性に感動しました。
今日の校外学習で学んだことは、子供たちにとって社会科の学習としてだけでなく、ごみ処理という生活に根付いた問題について深く考えるきっかけになったと思います。
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