台風一過の爽やかな天候のもと、4年生が椎名道三翁公園、富山市エコタウン、富山地区広域クリーンセンターへ校外学習に行ってきました。
まず、椎名道三翁公園で、社会科「郷土を開く」にも登場する、滑川市の偉人、椎名道三の偉業をたたえた石碑や工事で使われた導水管を見ました。子ども達は200年も前に作られた管の、接着面の精度の高さに驚いていました。
次に、富山市エコタウンに行きました。最初に交流推進センターでゴミの減量化と循環型社会への取り組みを映像で見せてもらいました。その後、富山BDF株式会社で、食品廃油のリサイクル工場を見学しました。そこで、ちょうどパッカー車にバイオディーゼル燃料を給油している貴重な場面にも出会いました。最後に富山グリーンフード株式会社で、生ごみと剪定枝から電気とバイオガス、有機肥料を作る、民間では唯一の先端技術を見せてもらいました。
お弁当を常願寺ハイツスポーツ公園の広場で食べた後、富山地区広域圏クリーンセンターの見学へ行きました。パッカー車が次々にごみピットにごみを投下する場面や、クレーンでホッパに投入している場面、燃やした灰を融解してスラグにする場面など、最新のごみ処理技術を前に、子ども達は歓声を上げていました。また、先ほど昼食を食べた常願寺ハイツスポーツ公園の温水や電気が、クリーンセンターで作られたものだという話を聞き、驚いていました。センターの方の、「みなさんが捨てる『ごみ』は、私達にとっては『資源』。でも、増え過ぎると困るので、しっかりと分別してほしい。」という言葉に、子ども達は分別の意識を高めたようでした。
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