富山県職業能力開発協会の方に来ていただき、3,4年生を対象に光る泥だんご作りを行いました。ものづくりマイスター3名を含む、7人の先生に漆喰の技を活かしたものづくりについて丁寧に教えてもらいました。
まずは、家の壁でも使われる漆喰について実演しながら説明してもらいました。珪藻土は部屋の湿度を調節したり、有害な物質を取り込んだりと、人に住みよい室内環境を整えてくれるそうです。子供たちは、漆喰の良さが分かったようでした。
次に、丸い泥のだんごに下地の漆喰を塗りました。子供たちはペットボトルキャップを使って、マイスターの方に教わったり友達と助け合ったりしながら、むら無く上手に下地を塗り込むことができました。さらに、好きな色の漆喰を選び、泥だんごに着色しました。
最後の磨きの工程では、ガラス瓶を使って、何度も何度も泥だんごをこすりました。「キュッキュッキュ」と高い音が鳴るまで磨くと、徐々に光沢がでてきました。子供たちは「もう少しで顔が写りそう。」「きれいになってきたね。」と、友達と楽しく作業を進めました。30分ほどかけて、全員がピカピカに光る泥だんごを完成させることができました。マイスターの方からは、「泥だんごも、これだけ磨くとこんなに光ります。みなさんも、自分を磨いて、ピカピカ光り輝いてください。」と話されました。子供たちは達成感とともに、嬉しい気持ちでいっぱいの表情をしていました。
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